2022年3月17日リリース
松井秀喜さんがアフリカでの野球普及活動に初めて参加
第9回タンザニア甲子園大会をメッセージなどで応援
一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS:ジェイエイブス/東京都新宿区、代表理事:友成晋也)は、「アフリカ55甲子園プロジェクト」の一環として2021年12月12日から15日まで4日間にわたり、第9回タンザニア甲子園大会(男子野球、女子ソフトボール)を開催し、松井秀喜氏がJ-ABSエグゼクティブ・ドリームパートナーに11月に就任して以来、初めて活動に参加しました。
日本の支援で整備された「ダルエスサラーム甲子園球場」に12チーム200人を超える選手たちがタンザニア全国から集まってきました。グラウンドには松井氏の等身大のスタンドバナーが設置され、また開会式で友成代表が松井氏を「現役時代からスポーツマンシップにあふれ、尊敬されるスーパースター選手」と紹介すると、選手たちからは歓声が上がりました。
松井氏は選手たちへの応援メッセージをこの日のために用意し、「ニューヨークから皆さんに思いを馳せています。野球とソフトボールの試合を通じて、規律、尊重、正義の精神を発揮する皆さんの姿を見るのを楽しみにしています。頑張ってください!」などの言葉が友成代表の代読で参加者に贈られました。
2021年


松井秀喜氏さんのスタンドバナーは大人気で、
各チームの選手たちが記念撮影を行っていた
松井さん等身大のスタンドバナーに見守られながらプレー
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一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構
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< アフリカ55甲子園プロジェクトとタンザニア甲子園大会の概要 >
J-ABS の前身団体(アフリカ野球友の会)が2014年から8年間「タンザニア甲子園大会」を開催してきた経験などを生かして、アフリカの54か国と1つの地域を対象に25年計画で取り組むプロジェクトです。
主に3つの活動を行います。
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グラウンドの整備方法や野球道具の支などプレー環境の整備を支援
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野球の技術に加え、スポーツマンシップを育む日本型野球の指導方法を普及
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甲子園大会のような国内大会を各国で開催し、目標を持って挑戦する機会の提供
今回、タンザニアでは、タンザニア甲子園大会の他、(1)人づくり野球セミナー、(2)グラウンド整備指導、(3)大会開催支援、スコアラー養成教室、女子ソフトボール特別指導などを開催しました。
タンザニア甲子園大会の概要は別添「第9回タンザニア甲子園大会実施報告書の通りです。
<プロフィール>
松井秀喜 (まつい・ひでき) J-ABS エグゼクティブ・ドリームパートナー

元プロ野球選手/Matsui 55 Baseball Foundation 代表理事
1974年6月12日生まれ。石川県出身。188㎝/95kg。
現役時代はニューヨークヤンキースや読売ジャイアンツでプレー。現在 ニューヨーク在住。
MLB:ワールドシリーズ優勝1回、ワールドシリーズMVP1回、オールスター2回 等プロ野球:日本シリーズ優勝3回、日本シリーズMVP1回、リーグMVP3回、オールスター9回等々、2013年国民栄誉賞。
友成晋也(ともなり・しんや) J-ABS 代表理事

1964年7月16日生まれ。東京都出身。大学卒業後、民間企業勤務を経て1992年JICA(独立行政法人国際協力機構)に入職。1996年にJICAガーナ事務所所員、2012年にJICAタンザニア事務所次長、2018年にJICA南スーダン事務所長など3カ国通算8年半アフリカで勤務。2020年末にJICAを早期退職し、現職。慶應義塾高校、慶応義塾大学で野球部に所属。ガーナ・ナショナル野球チーム監督、タンザニア・ナショナル野球チーム監督、南スーダン・青少年野球団監督を歴任。
著述等:
・「アフリカと白球」(2003年発刊、文芸社)
※ビートたけし氏が帯コメントに登場(出演中のテレビ番組でガーナ国代表チーム監督としての奮闘ぶりを紹介)
・「野球人、アフリカをゆく」 (朝日新聞のウェブメディア「論座」2019年5月~2020年8月、南スーダンの活動など31回連載)
・米ニューヨーク・タイムズに「アフリカに野球を根付かせた日本人」として紹介され、2021年ニューズウィーク日本版で「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。野球界からの選出は大谷翔平選手、ダルビッシュ選手、友成の3人。
(2021年ニューズウィーク夏季合併号 掲載記事)

