人づくり野球教育(Baseballership Education)とは

かつて暗黒大陸といわれたアフリカ大陸は、21世紀になり、経済成長を続ける国が多く、希望の大陸、最後のフロンティアといわれるようになりました。

 

しかし、今なお、アフリカの多くの国では、たくさんの社会課題を抱えています。貧困、紛争、ガバナンス、保健医療、教育など、世界水準からすれば、アフリカはもっとも取り残されている地域といえます。

 

なかでも教育は、国造りのために最も重要な課題です。人口増加が著しい多くのアフリカの国では、学校や教材、教員の不足といった、子供たちが学ぶ環境は十分とは言えません。

 

特に、体育、音楽、美術といった情操教育は質・量ともに不足しています。

語学、数学、理科、社会といった点数で測ることができる認知能力に対して、情操教育は、非認知能力といいます。

自分で考える力や感じ方などを形成するために必要な「心」や「人間力」を育てます。創造性や個性を伸ばし、価値観や道徳心を育みます。

これら非認知能力は、野球/ソフトボールで育むことができる、と私たちは信じています。アフリカで野球/

ソフトボールの活動をしていく中で、多くのこどもたちが、規律、尊重、正義を学び成長する姿をみてきました。

スポーツマンシップを身につけた青少年少女がアフリカ

に増えてきています。

こうした経験から、日本型野球は人を育てるツールとしてアフリカに適していると考えました。日本型野球はアメリカ発祥のベースボールに日本の作法ともいえる「道」を加えたハイブリッドであるといえます。

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場を清め、時を守り、礼節を重んじる。日本の「野球道(やきゅうどう)」が、アフリカで受け入れられ、ガーナ、タンザニア、南スーダンなどですでに実践されています。

こうした野球道でスポーツマンシップを育てるメソッドを、私たちは「心を育てる野球道」(=人づくり野球教育)とし、英語では「Baseballership Education」と名付けました。

*ベースボーラーシップ = Baseball + Sportsmanship の造語

人づくり野球教育を身につけた若者たちは、地域、コミュニティーのリーダーあるいは規範的存在となって、アフリカ経済社会の発展に貢献する人材となっていくでしょう。同時に、親日家となって日本との交流にも貢献する存在になることを期待したいと思います。

 

J-ABSは、アフリカの国々と手を携え、人づくり野球教育のメソッドを活用し、アフリカの青少年少女たちの成長に寄与していきます。